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9.302021
事業再構築補助金2次公募 FMBコンサルタンツ採択率75%!
令和3年9月2日(木)に
「事業再構築補助金第2回公募」の採択発表がありました。
全国における応募と採択件数の結果は次の通りです。
FMBコンサルタンツは2次公募での採択率75%を達成しました!
■2次公募採択結果
全体の結果(中小企業・中堅企業含む)
応募件数:20,800件
採択数 :9,336件(採択率44.9%)
このうち、それぞれの枠ごとに見てみると、
通常枠(中小企業)
応募件数:14,800件
採択数 :5,467件(採択率36.3%)
特別枠(中小企業)
応募件数:5,884件
採択数 :3,919件(採択率66.6%)
卒業枠(中小企業)
応募件数:48件
採択数 :21件(採択率35.6%)
このような結果となりました。
■結果分析
申請件数と採択率の推移
応募件数 | 採択率 | ||
1次 | 通常枠 | 16,897件 | 30.1% |
特別枠 | 5,167件 | 55.3% | |
合計 | 22,231件 | 36.1% | |
2次 | 通常枠 | 14,800件 | 36.3% |
特別枠 | 5,884件 | 66.6% | |
合計 | 20,800件 | 44.9% |
まず全体的な応募件数を見てみると、2次では1,400件以上減少しており
少し競争率は下がったと考えて良いでしょう。
これに加えて、2次からは
事務局自ら応募書類の不備を指摘してくれるという
これまでにない手厚い対応も功を奏してか、
採択率は大幅に上がっています。
次に、枠別で見てみます。
2次では通常枠への応募件数が減り、特別枠への応募件数が増えています。
応募が増えれば競争率が上がりそうなものですが、
逆に採択率は10ポイント以上と大幅にアップしました。
特別枠は不採択となった場合でも通常枠で再審査される点においても
優遇されています。
業種ごとの採択割合
業種ごとの採択件数の割合を
1次公募と2次公募で比較してみました。
業種 | 1次公募 | 2次公募 |
製造業 | 31.7% | 23.2% |
宿泊業・飲食サービス業 | 21.8% | 23.8% |
卸売業・小売業 | 12.4% | 14.1% |
その他業種 | 34.1% | 38.9% |
1次では製造業が3割以上を占めていましたが、
2次では23.2%と採択割合が減りました。
その分、サービスや小売をはじめ
ほかの業種に幅広く分散された結果になっています。
応募金額・採択金額の割合
応募金額は1,000万円以下と6,000万円に二分化し
1次公募と概ね似たような分布になりましたが、
1次では最も多いのが6,000万円の群、次に多いのが500万円の群だったのが
2次では逆転して500万円の小口の申請が最も多くなっています。
これを反映するかのように、採択金額の分布においても
1次と2次で差が見られます。
採択金額 | 1次公募 | 2次公募 |
100~1,500万円 | 46% | 52% |
1,501~3,000万円 | 17% | 18.1% |
3,001~4,500万円 | 9% | 9.1% |
4,501~6,000万円 | 27% | 21% |
2次では1,500万円までの比較的低い金額の申請の採択が6ポイント増えて
全体に占める割合が過半数を超え、
逆に5,000~6,000万円レベルの大口の申請は6ポイントダウン。
上限が低めに設定されている特別枠への応募が増えた影響だと思われます。
■次回の公募
事業再構築補助金ではあと2回の公募が予定されています。
これまでの申請で不採択となった企業様は
再度申請のチャレンジが可能です。
申請書の内容を見直したうえで、ぜひ再申請なさってください。
これまでのスケジュール感から、おそらく11月頃に
4次公募の締め切りが設定されると予想しています。
先日締め切りだった3次公募では、要件の緩和により間口が広げられたことで
1次・2次で対象にならず諦めていた企業も応募可能になりました。
今後の変更点にも注目したいところです。
認定支援機関FMBコンサルタンツでは
事業再構築補助金申請のご相談を随時承っております。
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