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5.12020
令和元年度補正ものづくり補助金 採択結果について

令和元年度補正ものづくり補助金 採択結果について
申請件数は減少、採択率はアップした今回のものづくり補助金
この度、令和元年度補正「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」一般型1次締切について採択が発表されました。
結果は全国で2,287者の申請のうち1,429者が採択され、全国の採択率は62%となりました。
これまでのデータと比べてみますと、過去7年間の公募での平均採択率が「42%」であるのに対して
今回は「62%」と例年より高めの採択率であったことがわかります。
ちなみに当社は今回も申請のご支援させていただき採択率80%を達成することができました!
全国 | FMBコンサルタンツ | |
採択率 | 62% | 80% |
また、申請件数を見てみると、1次は2,287社と少ない結果となりました。
今年度は5回の公募が予定されているので、2,287者×5回で11,435者と想定しましても
例年の申請件数は2万社以上ですから、大幅に減少しているようです。
申請件数減少の要因
新型コロナウイルス感染症の拡大が大きく影響しているのと
その他に、賃上げ等の要件が厳しくなったことも申請を見送る要因の一つになっているようです。
賃上げ等の要件については
付加価値額が伸びなかった場合には一部返還不要等の条件があります。
実際に数字計画をシミュレーションして、確認されるのがわかりやすいかと思います。
過去3年以内に補助金の採択を受けた企業への減点措置について
どれほど影響するかが心配されましたが、実際には、いつも通り事業計画の中身をしっかり書くことと
加点項目を1つは必ず取得しておくことで、減点は問題なくカバーできたと思います。
現在公募中のものづくり補助金
令和元年度補正・令和二年度補正
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
【一般型(特別枠含む)】 2次締切分
補助上限 1000万円
補助率 通常枠:中小企業1/2、小規模事業者2/3
特別枠:一律2/3 ★
補助要件 以下を満たす3~5年の事業計画の策定及び実行
・付加価値額 +3%以上/年
・給与支給総額+1.5%以上/年
・事業場内最低賃金≧地域別最低賃金+30円
※特別枠は、補助事業実施年度の付加価値額及び賃金の引上げを求めず、
目標値の達成年限を1年猶予します。
応募締切 令和2年5月20日(水)17時
★「特別枠」を新たに設け優先的に支援
コロナの影響を乗り越えるための投資を行う事業者に対し
通常枠とは別に特別枠が設けられ、優先的に支援されます。
補助率の引き上げの他、広告宣伝費や販売促進費などの営業経費も補助対象です。
<3次締切以降のスケジュール>
3次締切 令和2年8月中旬
4次締切 令和2年11月頃
5次締切 令和3年2月頃

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