ミャンマー政府は、テイン・セイン大統領の下、2011年4月以降、政治、社会、経済面での急速な改革を進めてきております。発足から4年が経過し、各国政府からの積極的な支援に加え、企業進出などによる直接投資の増大が改革を後押ししており、特に我が国は、官民問わず、ミャンマーに強い関心を有しており、企業進出も急増しております。
しかし、これまでに進出した企業の多くは、サービス業等の非製造業が中心となっており、経済特区の開発等により機械製造、組立等の大手製造業の進出は増加傾向にあるものの、本格的な進出は今後の課題となっています。
本事業では、我が国企業がミャンマーに進出するために必要なネットワークの構築と情報の収集を行い、進出を後押しすることを目的として、進出を予定している若しくは関心を有する我が国企業と、ミャンマーで操業するミャンマー国営・民間企業とのマッチング及びミャンマー国内工業団地と企業の実態調査等を実施します。

我が国企業の将来の現地進出等に関する課題を明らかにするべく、企業等によるミッション団を現地に派遣し、ミャンマー企業と我が国企業とのマッチングセミナーを実施するとともに、セミナーを通じ、ミャンマー製造業やミャンマー国内工業団地の実態及び問題点を整理、分析します。

平成27年6月25日（木曜日）～平成27年7月23日（木曜日）

上限5,000,000円

経済産業省 通商政策局 アジア大洋州課