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29年度補正ものづくり補助金 採択結果について

29年度補正ものづくり補助金 採択結果について

平成29年度補正予算「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」は平成30年2月28日~4月27日の期間で公募が行われ、全国で17,112件の申請のうち、9,443件が採択されました(採択率55.2%、競争率1.8倍)。ちなみに、平成28年度補正ものづくり補助金は採択率39.6%、競争率2.5倍でした。

FMBコンサルタンツでは、36社様の申請を支援させていただき、35社様がみごと採択されました。採択率は97.2%と、全国平均の約2倍の採択率を達成することができました。

全国 FMBコンサルタンツ
申請件数 17,112件 36件
採択件数 9,443件 35件
採択率 55.2% 97.2%

6年目となる今回は、企業間データ活用型の新設、連携体や専門家活用の別枠追加など、新たな国の試みがありました。補助上限額が最大1,000万円で、経済産業省が10,000社の支援を目指すとしていたことから、総採択件数は昨年の6,157件から約1.5倍増加し採択率も向上しました。

採択結果を分析してみますと、補助金の目的や審査項目を踏まえ、「どのように他社と差別化し競争力を強化するか」を明記した事業計画が作られているかが、今回も採択のポイントとなっていました。また、「経営革新計画」や「先端設備等導入計画」「経営力向上計画」の認定が補助率の引き上げや加点要素であった点も採択結果に影響しております。特に「先端設備等導入計画」については、今回大幅加点しますと説明会などで事前告知されていましたので、所在する自治体が対象か否かが大きなポイントとなりました。このように回を重ねるごとに、加点要素となる経産省の制度が採択に影響しています。

公募要領には2次公募を予定すると記載されています。日刊工業新聞の記事では今年度の総採択件数は12,000件に達する可能性があると書かれてありましたので、もしそうならば更に2次公募で2,500件程度の採択が予定されている可能性があるということになります。FMBでは今後の公募情報を注視してまいりたいと思います。

補助金獲得のコツは認定支援機関との早期のパートナー契約が重要です。

公募が始まるまでの早い段階から認定支援機関に相談し、購入されたい設備内容や事業内容を話しておくことが補助金獲得の秘訣です。また、補助金の加点となる制度の認定を事前に取得しておく必要があります。補助金申請は余裕をもって早めの準備開始を!

FMBでは採択決定後も万全のサポート体制でご支援します。

補助金は採択されてからの書類作成や手続きが肝心です。
補助事業終了後に補助金を満額受給できる様、採択から受給時までしっかりサポートいたします。

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