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新型コロナウイルス感染症に伴う緊急経済対策①補助金編

こんにちは。FMBコンサルタンツです。

先日、経済産業省より新型コロナウイルス感染症に伴う緊急経済対策が発表されました。

大阪、東京などでは緊急事態宣言も出されており大変な状況ではありますが、この危機的状況を乗り切るために

少しでもお役に立てる情報があればと思い、随時こちらのHPでも情報を共有させていただきます。

気になるものがありましたら是非お気軽にお問い合わせくださいませ。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

緊急経済対策 補助金編

先日、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急経済対策が発表されました。
経済産業省発表支援策パンフレット

FMBコンサルタンツでは、中小企業者のみなさまにご活用いただける公的支援制度を
(1)補助金、(2)税制優遇、(3)融資、の3つにわけてお伝えします。

ではさっそく、(1)補助金についてです。

(1)持続化給付⾦ 【予算規模:2兆3,176億円】

新型コロナウイルス感染症の影響により
売上が前年同⽉⽐50%以上減少した事業者に対し、
法人200万円以内、個人事業者等100万円以内を上限に、現金が給付されます。
詳細な条件や申請方法等は現在検討中とのこと。

(2)⽣産性⾰命推進事業 【予算規模:700億円】

ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金からなる
「⽣産性⾰命推進事業」において「特別枠」を設置。
すでに公募が予定されていたこれらの事業ですが、
通常の公募分に合わせて、新たに特別枠が設けられるようです。
それぞれ内容は以下の通りです。

*ものづくり補助金
補助率1/2 → 2/3 になる特別枠を設置。
次の公募である5月20日締め切り分に特別枠が設置されるかは未定。
また、3月末締切での提出分についての遡及的な適用も検討されるそうです。

*⼩規模事業者持続化補助⾦
補助上限額を50万→100万に引き上げ

*IT導⼊補助⾦
補助率1/2 → 2/3に引き上げ
テレワーク導入等のためのPCやタブレット等ハードのレンタル費用も対象

【特別枠の申請要件】
補助対象経費の1/6以上が、以下の要件に合致する投資であること

A︓サプライチェーンの毀損への対応
顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を⾏うこと
(例︓部品調達困難による部品内製化、出荷先営業停⽌に伴う新規顧客開拓)

B︓⾮対⾯型ビジネスモデルへの転換
⾮対⾯・遠隔でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための
設備・システム投資を⾏うこと
(例︓店舗販売からEC販売へのシフト、VR・オンラインによるサービス提供)

C︓テレワーク環境の整備
従業員がテレワークを実践できるような環境を整備すること
(例︓WEB会議システム、PC等を含むシンクライアントシステムの導⼊)

(3)サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助⾦ 【予算規模:2,200億円】

特定国にあった⽣産拠点等を⽇本国内に移転する場合や
輸入に依存していた製品等の内製化のための工場内ライン増強などに
必要となる建物や設備導⼊費用を補助。
[中⼩企業:2/3補助、⼤企業:1/2補助等]

(4)海外サプライチェーン多元化等⽀援事業 【予算規模:235億円】

⽇本のサプライチェーンを強靭化するため、
⽇本に供給する製品・部素材の⽣産拠点の複線化を⾏う場合などに、
設備導⼊等に係る経費を補助。
[中⼩企業2/3補助、⼤企業:1/2補助等]

具体的な申請方法や公募条件など詳細については、現在担当省庁が急ピッチで整備を行っています。
FMBコンサルタンツでは、今後もこうした補助金情報を追いかけてまいりますので、最新情報が入り次第、お知らせいたします!

何かご不明な点や、詳細が気になる制度情報などございましたら、
お気軽に担当FMBコンサルタンツまでお問い合わせください!

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